はじめての長崎[05] 花月で卓袱(しっぽく)料理

お昼は事前に電話で予約をしておりました「史跡料亭 花月」でいただきます。
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思案橋通りです。

まっすぐ歩いて行くと、突き当たりは交番です。
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こんなステキな交番、初めてです。。。
中ではお巡りさんたちがお弁当を食べていました。

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「史跡料亭 花月」は交番を越えてスグです。

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到着しました。
ちょっと、緊張。。。

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「は、入りますよ!!」

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「わっ、スゴイ。。。」

慌てて走って出てきて下さったのは、当日お世話になった千代さんです。
この方のお陰で緊張もスグに解けて、楽しく美味しくお料理を楽しむことが出来ました。
とても上品で、しかも親しみやすい雰囲気で、「もてなし」のプロだな。。。と思いました。

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800坪の美しい日本庭園を望む角部屋に通していただきました。

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床の間のお花も優しげです。

「最初原爆はこの近くに落とされる予定でしたが、当日は雲が多くて視野が悪く、急遽浦上の辺りに落とされることになったようです。だから、こちらの建物は瓦屋根が飛んだ程度の被害で済んだのです。」
と、教えて下さいました。

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長崎の歴史と花月
江戸時代、長崎の丸山は江戸の吉原、京都の島原とともに天下の三大遊郭とうたわれ栄えた場所です。 花月(引田屋)は、寛永19年(1642)に誕生しました。延宝版日本永代蔵では、井原西鶴が「長崎に丸山という所なくば、上方の金銀、無事に帰宅すべし」と当時の繁栄ぶりをうたっております。 江戸から幕末、明治と長崎を舞台に活躍した国際人の社交場でありました。文人墨客も数多く訪れ、なかでも頼山陽は3ヶ月にわたって逗留し、花月を「養花山館」と名付け、篆刻(てんこく)も残しております。
昭和35年には長崎県の史跡に指定され、全国的にも珍しい「史跡料亭」として営業いたしております。
(史跡料亭花月HPより抜粋)


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お部屋紹介
花月には坂本竜馬ゆかりの「竜の間」がございます。この部屋には竜馬がつけた刀の傷 跡が床柱に残っております。また、タイル貼りの床に和風の天井、中国の様式を取り入れ た窓を使った日本で最初の洋間「春雨の間」もございます。
(史跡料亭花月HPより抜粋)


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庭園紹介
花月の庭園は長崎三大庭園の一つに数えられております。八百坪の庭園は元禄時代の作庭でございます。現在も当時の面影をそのままに、お客様をお迎えいたしております。
緑豊かな庭園は「丸山」という地名通り丸い地形を活かし、各部屋からご覧いただける 造りになっております。どうぞごゆっくりお庭の風情をお楽しみください。
(史跡料亭花月HPより抜粋)


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冷たいお抹茶をいただきました。
外があまりにも暑かったので、このサービスは本当に嬉しかったです。
美しい朱色の卓袱台に抹茶の緑が映えます。

お気付きでしょうか???


「卓袱(しっぽく)」料理は大正時代に普及した「卓袱(ちゃぶ)」台の語源なのだそうです。

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卓袱料理とは
江戸時代の長い鎖国時代にも、長崎だけは海を超えた遠い異境の地とも接触を保ち続けて来ました。その間に、オランダやポルトガル、中国の料理を巧みに取り入れ、和風にアレンジしたものが長崎の誇る郷土料理、卓袱料理です。
元来は、家庭でのおもてなし料理として定着したものですが、現在では長崎の代表的な料亭料理となりました。卓袱料理は、朱塗りの円卓を数人で囲み、大皿に盛られたお料理を直箸(じかばし)で取り分けて食べます。
(史跡料亭花月HPより抜粋)


今回は抜粋が多く、文章の量が多くなり申し訳ありません。
自分でも忘れないように、記録として残しておきたいのです。
ご了承下さい。

さて、お料理が運ばれて参りました。
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ガイドブックでは卓袱台にはぎっしりお料理が並んでいますが、何だか閑散とした感じです。

「2人分だから寂しげなの???」


実はお料理が冷めてしまわないようにとの配慮から、コース仕立てで順番に持ってきて下さるのだそうです。
「ほっ。」

ここで、女将(おかっつぁま)の登場です。
まさに、女将という貫禄の方が出てこられて、扇子を前に素晴らしい口上で歓迎の意を表して下さいました。

かなり、感動です。。。
ワタシのような一見の客にもこんな扱いをして下さって、感激です!!

「やっぱ、ホンモノは違うな。。。」


最後に女将の
「それではどうぞ、お鰭(お吸い物)をお取り下さい。」
で、お食事のスタートとなります。

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お鰭です。
先ほどの、美しい朱色のお椀の中は美しいお吸い物なのでした。

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刺身、鯨肉と鱧、トウモロコシの豆腐(確か。。。)、煮豆など、全て取り分けていただけます。
上品な味付けでとても美味しいです。
しかも小皿なので、スイスイいただけます。

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お次は川魚(種類は忘れました。。。)です。

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丸い物はヤマモモなのだそうです。

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魚の次は鳥です。
鴨の茶巾、鴨だったと思います。アヒルじゃ、ないと思います。
今回は献立表がないので、曖昧で申し訳ありません。

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東坡煮(とうばに)です。

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柔らかくて美味しいです♪

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スープと

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お新香と

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ご飯が運ばれて参りました。

「別々でも、お茶漬けのように食べても美味しいですよ。」
と教えていただきましたので、

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「あ、おコメが立ってるっ♪」


それは、どなたか違う方の発言だと思いますが。。。
しかし蓋が付くだけでご飯も高級感が増すのですねぇ。。。

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完成です。
「美味しいぃ♪」

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お茶をいただきながら余韻に浸っておりましたら、デザートの登場です。

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えっ、「マンゴーのゼリー寄せ」ですって♪
何から何までステキです♪♪

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デザートが終わったと思ったらお椀が運ばれてきました。
「あまりにも少なくてビックリしないで下さいね。運んでいる途中でワタシがいただいたのでもありませんよ(笑)。」
千代さんが冗談を言いながら運んで来て下さいました。

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優しい甘さのお汁粉でした。

卓袱料理は夜の宴席でいただくことが多く、お酒も沢山召し上がることになるので、
「最後に身体を温めて帰って下さい。」との配慮からなのだそうです。
奥が深いです。

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お食事の後は資料館に案内していただけます。

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坂本竜馬ファンは必見???

玄関では、千代さんと一緒に先ほどの女将が見送って下さいました。
ご挨拶を申し上げると、女将は
「とても礼儀正しいので、感心致しておりました。」
お褒めのお言葉をいただきました♪

「また、お会いしたいなぁ。。。」

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by yoxiwoo | 2008-08-14 19:51 | JUL2008 長崎 | Trackback | Comments(4)
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Commented by ロビン at 2008-08-14 22:33 x
ヨッチーさん、感動しながら拝見しましたよ。さすがです。うちの主人を連れて行ったら喜ぶだろうなあ。もし長崎に行くことがあれば、私も是非、行ってみたいですね。ご紹介くださって、ありがとうございます。
Commented by のんちゃん at 2008-08-14 23:52 x
ロビンさん同様、感動です。やはり、目には麗しの日本料理ですね。
東坡煮(とうばに)が柔らかいのに形が崩れていないのはさすがです。これ、大好きなんですよ。
接客のお千代さん、女将、そしてよっちーさんが、ハーモニーをかもし出してステキです。いいご旅行でしたね。
Commented by yoxiwoo at 2008-08-15 16:09
ロビンさん、コメントありがとうございます。
こちらのお店、かなりステキです。「お料理+歴史+行き届いたサービス」トリプル攻撃にヤラれますよ♪是非、ご主人とどうぞ。必ずステキな時間が過ごせます!!!
Commented by yoxiwoo at 2008-08-15 16:14
のんちゃんさん、コメントありがとうございます。
中華なの???洋風料理なの???あ、やっぱり日本料理か。。。でも、ちょっと違うなぁ。。。長崎料理というジャンルなのですかねぇ。。。お店の方々も素晴らしかったのですが、長崎では出会う方々全てが優しくて親切な印象を持ちました。昔から様々な文化が行きかった洗練された都市だからでしょう。長崎はただの(???)地方都市ではありませんでした。