JALで日帰り♪ 下関・門司港 [2]
缶詰様もいらっしゃいます。
デパートのように丁寧な陳列ですね。
お店の方の優しさが伝わってくるようです。
こちらはその一つ、「下関南部町(なべちょう)郵便局」です。
もちろんの事ながら、現役の郵便局としては日本最古なのだとか。
現在修復工事中で、残念ながらその外観を見ることは出来ませんでしたが中に入ることは出来ました。
和と洋を上手に織り交ぜているのですね。
左下は当時の洗濯機です。子供の頃図鑑でみたような。。。
かなり存在感がありました。
「この辺りは古い建物が多く残っているのですね。これまで全然知りませんでしたが歴史的に非常に重要な場所なのですね。」
と尋ねると
「レンガと鉄筋の建物しか残らなかったという事です。2度の空襲で焼き尽くされたのです。」
と教えて下さいました。
現在74歳と仰る係員さんは
「私の家も2度目の空襲で跡形もなくなりました。寝る所も食べるものもなかった。山の手に住む人々が時折くれるイモや大根だけが頼りだった。」
しかもそのイモや大根は火をおこす事が出来ないため、ナマで食べるしかなかったのだそうです。
「小学校3年生がナマのイモと大根で3ヶ月間凌いだのです。痩せたなんてものじゃなかった。頬はこけて目は落ち窪んでそれは悲惨でした。」
ワタシはすっかり言葉を失ってしまいました。
しかしながら、同時に大切な事を教えて下さったオジさん(お名前を伺いませんでした。)に感謝の気持ちだけは伝えたいと思いました。
それでも別れ際に「大切なお話をありがとうございました。いつまでもお元気でお過ごし下さい。」と言うのが精一杯でした。
オジさんは帽子を取って挨拶して下さいました。
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by yoxiwoo
| 2010-03-07 17:28
| FEB2010 門司港・下関